開催目的
★自分のまちを知り、好きになるこどもを増やす(シビックプライドの醸成)
★世代や国籍などを超えたコミュニケーションの機会を創出する(多世代・国際交流支援)
★こどもの成長を支え、見守ることにより、大人の成長を促す(共育)
★川崎のまちづくりや子育てに興味を持つ市民同士をつなげ、緩やかな水平的人間関係を育むことで、まちの底力を向上させる(ソーシャルキャピタルの醸成)
背景にある問題意識
★こどもたちが「遊びを通して生きる力を育む環境」を整えたい
少子高齢化、核家族化、学歴社会が進む日本では、こどものあそび環境が劣悪な状況になっています。家と学校、習い事に奔走するこどもたちが増え、「両親を除いた大人をどの程度知っているか?」というアンケートでは「学校の先生と塾の先生」以外を挙げられるこどもはほとんどいないという調査結果もあるほどです。
川崎市では、共働き家庭も多く、小学生は、複数の学童に通う子も多くなっています。習い事や中学受験も盛んで、放課後はとても忙しくて、「遊ぶ時間がない」という言葉もよく聞かれます。
こどもたちは、「遊ぶ」ことを通して生きる力を育むものです。私たちは、こどもたちが自分たちで考えて、自分たちで作り上げる体験をする機会を、地域の大人の力で整えていきたいと考えています。
★大人の「こどもたちへの目線」や「こどもたちの育つ環境への関心」を深めていきたい
日本は、先進国の中でこどもの自己肯定感がワースト1位で、痛ましい状況ですが、それを危機と感じる大人も、具体的に動き出している大人も、少ないように思えてなりません。
大人の働く環境に関しては「働き方改革」「ワークライフバランス」等が進みつつありますが、こどもの環境改善の声は非常に弱いと感じています。
私たちは、自分のこどもがいる人にも、いない人であっても、地域の大人みんなでこどもたちを見守れる地域にするにはどうしたらいいか、考えています。こどもたちとの触れ合う機会をつくり、お互いのことを知りあうきっかけをつくることで、こどもたちの育つ環境に対して、少しでも関心を持つ大人が増えて欲しいと考えています。
主催団体 こどものまちミニカワサキ実行委員会
2018年3月31日、川崎市在住の大人がお隣横浜市都筑区で開催された「ミニヨコシティ」を見に行き…いきいきしたこどもたち、ワクワクする企画に感銘。「おもしろそう!、川崎市のこどもたちとも、これやりたい!」その一心だけで企画をスタート。思いが波及し、地域の大人達が興味を持って集まり、2018年6月17日、任意団体「こどものまちミニカワサキ実行委員会」が立ち上がりました。
2018年10月8~9日、川崎市民プラザにて、第1回こどものまちミニカワサキを開催。
延べ450名のこどもたちの参加をいただき、大盛況のうちに終了することができました。
終了時のアンケートで、実行委員として参加した子どもたちのなんと100%が「また来年もやりたい!」と回答、その声を受け、2年目の開催準備実行委員会が2019年3月10日に発足。
行政や大学、企業や商店街等の組織主導ではなく、想いを持った川崎市民が個人として自由なつながりで活動を展開しています。
大人実行委員会
安藤 哲也 実行委員長
大城 英理子 事務局長 副代表
会計 こどものまちシステム
本江 弘子 渉外 広報
遠藤 志保 コミュニティナース
高松 航洋 こども会議リーダー
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